知っておこう！珪藻土外壁のメリット・デメリット

こんにちは！
埼玉県三郷市を拠点とし、吉川市や越谷市などの埼玉県内をはじめとした関東地方で外壁塗装・屋根塗装などを承っております、桜武HOMEです。
珪藻土とは、植物プランクトンが積み重なってできた土を指し、ダイアトマイトとも呼ばれることがあります。
珪藻土の歴史は古く、2000年前のギリシャで煉瓦の材料として使用されていました。
また、日本でも七輪の材料として使用されています。
自然素材であることから、自然派志向の方に人気のある壁材です。
そこで今回は「知っておこう！珪藻土外壁のメリット・デメリット」をテーマにご紹介いたします。

珪藻土外壁のメリット

珪藻土外壁のメリットとしてまず挙げられるのは、調湿機能があることです。
珪藻土の表面には無数の小さな穴が開いています。
その穴により湿度が高い時は水分を吸収したり、乾燥しているときは湿気を排出したりする機能があります。
また、調湿機能によりカビが生えにくくなることもメリットです。
他にも水分を吸収するときに臭いも一緒に吸い込んでくれるので、脱臭や消臭機能もあります。
更に、珪藻土はケイ素でできているため、耐火性が高いというのもメリットです。
ひび割れなどが起こった際は、重ね塗りをするだけで補修を行えます。
メンテナンスがしやすいこともメリットといえるでしょう。

珪藻土外壁のデメリット

珪藻土外壁のデメリットとして、シミになりやすい点が挙げられます。
珪藻土の水分を吸収しやすい性質は水以外の液体も同じであり、吸収してしまうため、シミになりやすいです。
また、珪藻土は単体では固まらないため、凝固剤を使用します。
使用する凝固剤の割合によって、珪藻土が持つ調湿機能や脱臭効果が低下することがあることもデメリットだといえるでしょう。
他にも、土壁以外の下地には適していないため、珪藻土を外壁で使用する場合は、住宅を建てる時に土壁を採用する必要があります。
施工できる業者も少ないというのもデメリットかもしれません。